金時草の栄養と効能は?選び方と食べ方について

金時草の栄養と効能は?選び方と食べ方について

金時草(キンジソウ)」は、式部草(シキブソウ)とも呼ばれてますが、
標準和名では「水前寺菜(スイゼンジナ)」と言います。
東南アジアが原産とされるキク科の多年草です。

この金時草の栄養分や旬の時期、食べ方などについて紹介します。

金時草ってどんな野菜?

「金時草」は、葉の部分と若い茎を食用にします。
葉の色に特徴があり、表面は濃い緑色をしていますが、裏は鮮やかな紫色をしています。

この葉の裏の色が金時芋の色によく似ているため、金時草と呼ばれるようになりました。

葉は少し厚みがあり、折り曲げるとパリッと割れるような肉質で、茹でるとぬめりが出ます。

金時草は暑さに強い野菜で、主に夏に収穫されます。
逆に冬は地上の葉が枯れてしまうため、11月頃で収穫は終わります。

金時草の旬の時期は
7月から9月頃
となっています。

金時草の栄養分・効能は?

「金時草」は、昔から、産後、目、肌にいいとされていて、女性にとっていい野菜とされています。

まず含まれているのが「ポリフェノール」です。
葉の紫色には、ポリフェノールの一種の「アントシアニン」が含まれています。
これには強い抗酸化作用があり、血糖値を抑える効果があるとされています。

また、「γ-アミノ酪酸(GABA)」も多く含まれていて、
血圧上昇を抑える効果があるとされています。

また、金時草は緑黄色野菜でもあるので、「βカロテン」も多く含まれます。
βカロテンは体内でビタミンAに変換され、活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などから守り、
皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きや免疫力を高める働きが期待できます。

金時草の選び方と保存方法について

金時草の選び方ですが、まず、葉の色が鮮やかで艶があるものがいいでしょう。
特に裏の紫色の濃いものがいい金時草です。

また、葉の部分を主に食べるので、葉が沢山付いていて一枚一枚が大きいものを選びましょう。
そして、葉の先までシャキッとしていて張りがあるものを選びます。

鮮度が落ちると、茎の根元を持った時にぐったりとするので、そういうものは避けましょう。

金時草の保存方法ですが、
乾燥しないよう濡れた新聞紙などでくるんから、
ビニールやポリの袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れます。

また、他の葉野菜と同じように、できるだけ立てて保存するようにしましょう。

金時草の食べ方について

金時草は、たいていは茹でてから調理します。

ただ、茹ですぎるとヌメリや色、風味が損なわれるので、
短時間でさっと茹でて、茹ですぎないようにしましょう。

茎の部分は先の柔らかい部分以外は固いので、通常は食べません。

下処理の方法ですが、
まず、金時草の葉を茎から切り離し、大きい物は食べやすい大きさに切っておきます。
固い茎の部分は捨てましょう。

次に、鍋に水を張り、2~3%の塩を加えて加熱します。
沸騰したら葉を投入し、全体を混ぜながら30秒から45秒くらい茹でてからザルにあけ、すぐに冷水に落とします。

金時草は、少しアクがあるので、冷水の中でよくすすぎ、ザルにあげてからさらに手で水気を絞ります。

主な調理法は、
「あえ物」「お浸し」「酢のもの」
などが一般的です。

また、「天ぷら」にしても美味しく食べられます。
天ぷらにする場合、金時草の葉の片面だけ衣を付けて天ぷらにします。

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