こごみの下処理・食べ方は?栄養分と保存方法について

こごみの下処理・食べ方は?栄養分と保存方法について

こごみ」は、全国各地の野や山で自生している山菜です。
ここでは、この「こごみ」の旬の時期や栄養分・保存方法、
そして、食べ方や下処理の方法などについて紹介します。

こごみってどんな山菜?

こごみ(屈)」は、正式名称はクサソテツと言い、シダ植物の多年草です。
緑の葉が特徴で、冬に地上部分の葉は枯れますが、地下の株は残り、
春から初夏に渦巻状の新芽が出てきます。

この新芽を食用にします。

「こごみ」という名前は、芽が出てくる様が人が前かがみに縮こまっているように見えるところからきています。

こごみは、全国各地の野や山に自生していますが、栽培も行われていて、スーパーなどでも販売されています。

こごみの採れる場所と旬の時期について

こごみが採れる場所ですが、水はけがよく湿気がある場所に多く生えます。
また、固まって生えている事が多く、一株見つけると周囲にも見つかることが多いようです。

野や山に生えていますが、森の中には生えていません。
また、河川敷などの草原にも多く見られます。

こごみの旬の時期ですが、こごみは全国各地で採取できるので地域によって差がありますが、
南の地域えは3月頃から、本州では4月、東北などでは5月ぐらいからが旬となります。

こごみの栄養分と効能について

こごみに含まれる栄養分ですが、一番多いのが食物繊維です。

こごみの食物繊維は、不溶性食物繊維で、
胃や腸の中で水分を吸収して大きく膨らむため、
腸の動きを活発にさせたり、有害な物質を吸着する性質があり、便として排出する働きがあります。

他の栄養分としては、βカロテンが多く含まれています。
βカロテンは、活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防、
皮膚や粘膜の細胞を正常に働かせ、免疫力を高める効果があります。

また、抗酸化作用が強いビタミンEも含まれています。

他には、骨を丈夫にするためのカルシウムや、ビタミンCも含まれています。

こごみの選び方と保存方法について

状態のいいこごみの選び方ですが、
茎が太く、しっかりと葉が巻かれているものを選びましょう。

茎には翼葉がありますが、その数と味には関係がありません。

栽培物は翼葉が少ない物が多いようです。

また、茎の部分が白く粉をふいたようになっているものが新鮮なこごみです。
ただ、新鮮でも白く粉をふいたようになっていないものもあります。

こごみの保存方法ですが、こごみはあまり日持ちがしません。
そのため、鮮度がいいうちに食べるようにしましょう。

保存する場合は、洗わずに乾燥しないよう新聞紙などでくるんでから、
呼吸ができるように穴をあけた袋などに入れて冷蔵庫の野菜庫で保存します。

また、冷凍保存もできます。
冷凍保存する場合は、沸騰させたお湯に少し塩を入れ(1リットルに塩20g)、
30秒〜1分ぐらい固めに茹でてから、氷水に落として、よく水気を切ってから、
小分けにしてアルミやステンレスのバットに広げて一気に冷凍します。

そして、凍ったものを小分けにしてラップなどで包み、保存袋に入れて冷凍して保存します。

食べる時は自然解凍してから調理します。

こごみの食べ方と下処理の方法

こごみは、わらびやぜんまいのようにアクがほとんどないため、
採ってきたばかりの新鮮なものなら生でも食べることができます。

ただ、栽培ものは問題ありませんが、採ってきたものの場合は、
枯れ草などのゴミが付いていることがあるので、さっと水洗いしてから調理しましょう。

下処理の方法としては、
水1リットルに対し20gの塩を入れて沸騰させ、そこに洗ったこごみをいれて下茹でします。

茹で時間は、和え物などの場合は1分~2分位です。

茹であがったらすぐに氷水に入れると、鮮やかな黄緑色になります。

こごみの食べ方にはいろいろありますが、おひたしや和え物がいいでしょう。
また、天ぷらでも多く食べられます。
天ぷらにする場合は、下茹でする必要はありません。

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